お名前.comなどで新しいサイトのドメインを探していて、「.com」はないけど「.me」なら登録できる。「.bz」なら登録できる。といった状況はよくあります。
調べてみると、それらの中には「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」といって、国ごとに割り当てられたトップレベルドメイン名というものがあることがわかりました。
日本の「. jp」というドメイン名も、ccTLDにあたります。「.me」はモンテネグロ、「.io」はイギリス領インド洋地域、「.ma」はモロッコのccTLDです。
これを知って、ccTLDはSEOに不利なのでは? と考えるのはとても自然かと思います。
目次
一部のccTLDはSEOに不利ではない
調べてみると、LINE株式会社を初め、大手企業でもccTLDを使用しているサイトがいくつかありました。
一部のccTLDは、その国以外の人にも幅広く使われ、特定の国のみを対象としていると言うことができない場合もあります。
たとえば、ツバルのccTLDである「.tv」は、TV関連サイトをはじめとする世界中の多くのサイトで利用されています。
そのため、GoogleはこれらのccTLDを特定の国のみを対象としていないと判断して、「.com」や「.net」のように一般的なトップレベルドメイン(gTLD)のように扱っています。
gTLDとして利用できるccTLD一覧
- .ad
- .as
- .bz
- .cc
- .cd
- .co
- .dj
- .fm
- .io
- .la
- .me
- .ms
- .nu
- .sc
- .sr
- .su
- .tv
- .tk
- .ws
※出典:Googleサーチコンソール
リストにないccTLDを割り当てられた国以外に使用した場合、SEOに不利であると断言することはできませんが、日本での検索順位は下がる可能性があります。
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