IQは「頭の知能指数」、WQは「心の知能指数」と言われています。
いったいどういうことか。
その他AQやSQなどについてもまとめていきます。
目次
IQ(Intelligence Quotient)とは
「その人の知能が同じ年齢の人たちと比べて高いか低いか」を表したものです。
IQの平均は100。
ちなみに95%以上の人がIQ70~130の中に入っています。
EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは
「生きる力」をどれくらい持っているかを表しています。
「心の知能指数」といわれます。
人間の言動はその時の気分や状態によって変わるものなので、その時に置かれている状況によってその都度変わってきます。自分の置かれている状況を認識してそれをコントロールすることができれば、適切な言動ができるようになるのです。
このような能力はもともと人間に備わっているものなのですが、それをうまく発揮できる人「EQが高い人」と、そうでない人「EQが低い人」がいます。
EQが高い=コミュニケーション能力が高い
といっていいでしょう。
EQは主に5つの能力から構成されます。
- 自己認知力=自分の本当の気持ちを大切にし、自分が納得できる決断を下せる能力。
- 自己統制力=衝動を抑え、ストレスの元となる感情を抑えることができる能力。
- 動機づけ=目標に向かって前向きに考え、努力を続けることができる能力。
- 共感能力=他人の気持ちを敏感に感じ取り、共感する能力。
- 社会的スキル=集団の中で他人と協調、協力できる能力。
AQ(Adversity Quotient)とは
知能の程度を表すIQ(知能指数)と、心知能指数といわれるEQ(感情指数)とともに、逆境に陥った時のストレス耐性や心の強さ「逆境力指数」を表しています。
企業経営には、IQやEQと同様にAQが重要であるといわれています。
AQのレベルは以下の5段階に分類されます。
- レベル1 逃避(Escape)……逆境に立ち向かえず逃げようとする
- レベル2 サバイブ(Survive)……なんとか生き残ろうとする
- レベル3 対処(Cope)……とりあえず対処をする
- レベル4 管理(Manage)…… 逆境をなんとか管理し解決しようとする
- レベル5 滋養(Harness)……ピンチをチャンスにし、逆境を栄養源としてさらなる飛躍を目指す
経営者はレベル4以上を求められます。
SQ(Social Intelligence Quotient)とは
SQ(Social Intelligence Quotient)は社会性の知能指数、社会的指数といわれています。
人と人との関わり、対人能力、社会性がどれだけ秀でているのかという点に焦点を当て、他者の感情を理解し、さらに自分の行動が相手に及ぼす影響も考慮して対人関係を円滑にする能力のことをいいます。
ビジネスの現場でリーダーシップを取る人は、SQが高い人ほどその能力を発揮するといわれています。
BQ(Business Quotient)とは
知的感性時代のリーダーには、時代の流れを鋭く感じ取る感性を持ち、ビジョン・目標を掲げ、組織のイノベーションを行い、新たな価値創造と顧客創造を主導する能力が求められます。
B.Q.(ビジネス感度)=I.Q.(知性)×E.Q.(理性・人間性)×S.Q(感性)
MQ( Managerial quotient)とは
「道徳指数(Moral Quotient)」あるいは「運動指数(Motor Quotient)」の2つの意味があるようです。と調べたら出てきましたが、
経営指数(Managerial Quotient)というのも英語で出てきました。
MQ (Managerial Quotient) = IQ + EQ + PQ
EntQとは
どこかで見た覚えがあったんですが・・・誰か知ってません?
JQ(ことばの総合力、日本語の知能指数)とは
「Japanese Quotient」ということでしょうか?
ほかにも「Joy Quotient」という言葉もあるようです。
PQ(Prifrontal Quotient)とは
PQとは、大脳の前頭連合野(人の高度な機能をつかさどる人間らしさの脳)の知性のこと。
幼児教育や子育てでは、幼児期にPQへの適切な刺激を与えてあげることが重要です。
他の霊長類は数時間先の時間という制約さえ超えられませんが、ヒトは数年先、数十年先を見越して、計画や展望、夢を抱くことができます。
HQ(Humanity/Hyper-Quotient)とは
2005年にPQから改称されたのがHQです。
フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」でおなじみの脳科学者、澤口俊之氏が提唱されたそうです。
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