hostsファイルとは
お手元のPCには、「hostsファイル」というものが存在しています。
これをちょろっと書き換えると、
ドメインをDNS設定していなくても、
つまりウェブ上に公開していなくても、webサイト制作の作業ができるようになります。
ドメインはDNS(ドメインネームサーバ)という仕組みでIPアドレスと紐づけられています。
DNSはドメイン(ホスト名)とIPアドレスを相互に変換します。
hostsファイルがローカル環境にあった場合、DNSへの問い合わせの前に参照されるため、こちらの設定が優先されます。
hostsファイルを書き換えることでドメインとIPアドレスを仮想的に割り当てて、公開前のウェブサイトを実際にインターネット上で確認したり、移転作業などで本来のIPアドレスとは違う特定のサーバを参照したりすることができます。
hostsファイルに書き加える内容
「IPアドレス+半角スペース+ドメイン名」を一番下に書き加えます。
例:
118.151.235.191 example.com
hostsファイルの場所
Windowsのhostsファイルの場所
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
注意!
該当ファイルをそのままテキストエディタなどで開くと権限の問題で保存することができません。
アプリケーションを管理者権限で実行するか、デスクトップなどにコピーしてから編集後、書き換えてください。
コピーの際も権限を要求される場合がありますので、適時、実行ください。
※保存したファイルに.txtなどの拡張子が付いている場合はhostsファイルとして認識しませんので、削除ください。
※文字コードが原因で機能しないことがあります。Shift_JIS、UFT-8、ANSIなど試してください。
Macintoshのhostsファイルの場所
/private/etc/
privateは不過視フォルダのため、デスクトッププルダウンメニュー「移動」→「フォルダに移動」にて/etc/とすることで、フォルダを開くことができます。
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