「電撃戦 -SPEED CHESS-」デモプレイ動画
まずはこの動画を見てほしい。
実はこれ、チェスから”ターン制”を廃止した「電撃戦-SPEED CHESS-」というゲームだ。
通常のチェスは相手と交互にコマを動かしあうボードゲームだが、これはリアルタイムでゲームが進行していく。
常にコマを動かしながら相手の反応に応じて臨機応変に戦況を判断する必要がある。
「電撃戦 -SPEED CHESS-」とは
「電撃戦 -SPEED CHESS-」はTEAM電撃戦によって開発された新しいチェス。東京ゲームショウ2015のビジネスデイに出展されていた。
3Mの”60点マルチタッチ”と”高速応答性”を併せ持つタッチディスプレイを採用し、主にバスキュールとサルボで共同開発された新感覚チェスゲーム。
動かした駒にクールタイムを設けることによってターン制を排除し、リアルタイムで相手のキングを追い詰める。
こんなの面白いに決まってる。
ゲームをプロデュースしている電通の加我俊介さん曰く
テクノロジーでいろんなゲームやスポーツが進化していまけすど、進化の方向が「より深く」だったり「より難しく」という方向に行っていて、一部の人しか楽しめないという、裾野を狭くしていることがあると思うんです。そうではなくて、テクノロジーを、ルールや制約を取り払う方に使ってみて、誰もが楽しめるものをつくりたかったんです。
参照:http://www.sensors.jp/post/speed_chess.html
最新の技術を使って古いゲームを水平思考で新しくする試みは、今回が”第1弾”ということで、今後の発表に胸が踊る!
「電撃戦 -SPEED CHESS-」概要
【チェス盤】3M(TM) Multi-Touch Displays(3M)
【駒】サイズ:φ40×h62~96mm、材質:スズ合金、仕上げ:表面は金属メッキ加工、底面は導電性シリコン
プロジェクトリーダー
- 原 ノブオ Creative Director
Bascule Inc.に所属、、従来の広告領域にとどまらず、アーティストのプロデュースやテレビ番組制作等、エンターテインメント性の強いインタラクティブ・コンテンツを中心に、WEB/映像/テレビ番組/イベントなど様々な領域の企画・制作に携わる。愛犬家。
プロジェクトメンバー/協力
- 加我 俊介 Communication Planner
電通に所属、従来の広告領域にとどまらず、アーティストのプロデュースやテレビ番組制作等、ボーダレスに活躍。 - 中山 誠基 Technical Director / Producer
Bascule Inc.に所属、バスキュールが手掛ける多岐に渡るプロジェクトのテクニカル面を一手に支える。 - 春日 恵 Art Director
Bascule Inc.に所属、国内大手企業のWEBサイト/広告グラフィック/テレビとWEBの連動番組のアートディレクションを手掛ける。 - 三上 裕之 Interactive Art Director / Engineer
2006年にSalvo Inc.を設立。WEB、アプリ、ゲームなど、インタラクティブメディアの分野で数多くの作品を手掛ける。趣味はゲームとバスケ。 - 佐渡 大志 Interactive Art Director / Engineer
2006年にSalvo Inc.を設立。WEB、アプリ、ゲーム開発を手掛ける。シューティングゲームという死にジャンルを復興すべく個人的にも活動中。 - 中岡 将二郎 Sound Design
コンシューマゲームやアニメを始め多岐に渡って活躍。またインタラクティブなBGM再生システムのデザイン等、プログラミングも手掛ける。 - (株)BRAVO
イベント、プロモーションのプロデュース・演出・制作を行う総合プロダクション。本プロジェクトにはプロダクト制作で参加。 - (株)キャッチボール
素敵なモノ・コト・アイデアを広めるため、PR、メディアプランニングとビジネス開発を行うメディアエージェンシー。本プロジェクトでは広報・渉外を担当。 - シーフォース(株)
技術協力/チェス駒製作 - 3M(本社:米国ミネソタ州)
技術協力/マルチタッチディスプレイ
※概要は「東京ゲームショウ2015 ブース情報」から引用。
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