トレカのサイズは2種類ある
日本で販売されているトレーディングカード(TCG)には2種類のサイズがあります。
通常サイズ・スタンダードサイズ(63mm×88mm)
と
ミニサイズ・スモールサイズ(59mm×86mm)
です。
主なカードを一覧にしました。
通常サイズのトレカ一覧
- マジック:ザ・ギャザリング(MtG)
- デュエルマスターズ
- ポケモンカードゲーム
- ヴァイスシュヴァルツ
- ChaosTCG
- Z/X(ゼクス)
- バディファイト
- 三国志大戦TCG
- 魔法少女 ザ・デュエル
など
ミニサイズのトレカ一覧
- 遊戯王
- ヴァンガード
- バトルスピリッツ
- ミラクルバトルカードダス
など
「なんで2種類あるの?」「なんで統一されないの?」そんな疑問がわきますが、トレカ業界の人がちらっとお話をしていましたので、こちらにまとめました。
トレカ業界人の声
以下、カードゲームデザイナーの池っち店長さんのツイートから。
まず、通常サイズと言われている物は、そもそもコレクションカードの世界共通規格なんですね。
だからナインポケットとかスリーブが使えて便利。
次に「カードダス」の規格があります。
カードダスが世界最大手規格の通常サイズにしなかった理由は、判然としていませんが、かつて僕の居た玩具業界では、「小学生低学年の持ちやすいサイズにしたのではないか」と言われていました。
そもそもSDガンダムカードダス等の子供用コレクションの物ですからね。
事実、単に小型化しているのではなく、若干細長くして、子供の手に合わせています。
忘れている人も多いと思いますが、遊戯王OCGは、元々カードダスで発売されていたものです。(バンダイ版もありましたが)
その流れで遊戯王はミニサイズなんですね。バンダイの子供向けTCGが小型なのも、カードダス規格な訳です。
ヴァンガードはカードダスで出したわけではありませんが、元々はブシロードさんが子供向けTCGとして開発したものなので、子供の手に馴染むサイズを選択したのは、正しい訳です。
しかし実際、VGも遊戯王もユーザーの殆どは子供ではありません。
なので今や、カードサイズは、子供向け大人向け関係なく、デザイン性や別の要因で、「どっちのサイズで作っても良い物」「売れればそれで問題なし」と言えるかもしれません。
さっきカードサイズのツィートに関して、ではどうしてバディファイトは通常サイズなのか?!という疑問はあって然るべきですね。
勿論、超絶万人が納得する「そりゃそうだ」な理由があります。
が、これは皆さんなりに考えて頂きましょう。
というか今の僕は答えようがないw
一説では、ミニサイズのスリーブの販売数は全体の15%に過ぎないので、費用対比効果の問題だとハッキリ分かんだね。
デュエマをやってる子たちが同じサイズのスリーブを使えるように!ですかね?
確かヴァンガードも遊戯王の年齢層を狙ってサイズ統一したような— めたぼ (@metal_vo_) 2017年6月3日
かなり近い。でももう答えるのはやめよう。正解を言ってしまうようなものじゃねーかww
元ツイート
日本TCGカードは、なぜ二種類のサイズがあるのか?
まず、通常サイズと言われている物は、そもそもコレクションカードの世界共通規格なんですね。だからナインポケットとかスリーブが使えて便利。
次に「カードダス」の規格があります。カードダスが世界最大手規格の通常サイズに
続く https://t.co/G3DPdHL978— 池っち店長(スタジオ池っち社長) (@ikettitencho) 2017年6月3日
最後に
なるほどまあ確かに納得って感じですね。
ポプテピのクソカードってどのくらいのサイズなんだろう。トランプと一緒かな?
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