ITが進み出した時代から言われていることですが、社員のPCの使われ方は監視することができます。
閲覧したサイト、ダウンロードしたファイル、メール、印刷物などなど。
監視ソフトやネットワーク機器による監視といった監視方法があり、会社がどのような体制をとっているかは分かりませんが、ここでは例を紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
社員監視ツール一覧
【ManicTime】PCで何をやっているか、全ての操作を記録するソフト
https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se509782.html
このソフトを使えば、会社のパソコンで社員が何をやっていたのか、「何年、何月、何日、何曜日、の何時、何分、何秒」にどんな操作をしていたのかを細かく見ることができます。その全ての操作を記録することができます。
このソフトには「サーバ版」もありますので、会社のサーバに導入して「各社員のPCの挙動」を集中監視することも可能です。
【LanScope CAT】ネットワークを簡単に監視できる
操作履歴をログ化、障害直前の操作把握、抑止的な不正データの編集等のセキュリティ対策、特定の操作(データコピー等)や特定の時間帯(深夜帯など)だけの状況抽出ができます。
また、誰がどのようなアプリを使っているかを把握できる「アプリケーションタスク管理」機能もあります。
【SKYSEA Client View】監視できるログが豊富
以下のログをそれぞれ収集できる。
- 起動、終了ログ
- クライアント操作ログ
- アプリケーションログ
- ファイルアクセスログ
- ファイル操作ログ
- クリップボードログ
- システムログ
- プリントログ
- Webアクセスログ
- 送信メールログ
- ドライブ追加、削除ログ
- フォルダー共有ログ
- 不許可端末ログ
- 通信デバイスログ
- 想定外TCP通信ログ
社員の操作や、外部との通信、ファイルへのアクセス状況などをログとして取得でき、収集したデータから必要な情報を抽出することで、「いつ」「誰が」「何をしたのか」といった行動が正確に把握できる。
監視されているか見分けるには
監視ソフトによる監視の場合、PCのタスクマネージャで常駐している監視ソフトを確認出来ます。
「Lpcmgr.exe」や「LogAgent.exe」というタスクが起動している場合、高確率でPCは監視されています。
社員の監視は違法にならない?
労働者には「職務専念義務」というものがあり、社員は就業中には仕事に専念しなくてはならないという義務があります。
これにより、会社の秩序を維持するために、就業中に会社のパソコンを使用している内容を確認することは合法になります。
最後に
コロナの影響でテレワークが増えている中、PCの監視をしている企業も同時に増えてきているのではないでしょうか。
生産性を上げるため仕方ないのですが、ずっと見られていると思うと、なんだかやりづらいですね。
コメントを残す