時間やお金の問題があって、「これさえ食べておけば栄養はバッチリ!なんて食べ物があればな」と思ったことがあるのではないでしょうか。
私の場合は面倒臭さから、気づいたら一日一食になっていました。笑
食事は「量」ではなく「質」だといわれています。
実際、様々な動物実験で食事の量を4割減らしたほうが、1.5倍長生きすると証明されたこともあります。
空腹が続くと、交感神経優位の状態になり、記憶力が高まったり、仕事が捗るということもあるといいます。
ただ、どんな食事でも不足する栄養素は出てくるものです。
こちらでは、安全な一日一食生活を続けるために必要な知識を紹介します。
目次
一日一食生活は大丈夫なのか
多くの方が勘違いしていますが、空腹の状態でも、血糖値は一定以下には下がりません。
体の中の成長ホルモンやアドレナリンなどを総動員して脂肪を燃焼させ、たんぱく質も糖質に変化させているからです。
身体を意識して飢餓状態にする時間をつくることで、成長ホルモンや免疫ホルモンの分泌を促進し、肌が若返ることもあります。
昔の日本人は一日二食だった
江戸時代には電気がなかったため、朝起きて農作業をして、そしてお昼に握り飯を食べ、また農作業をして、家に帰ってから夕ご飯を食べる。日が暮れたら寝床に入る。といった生活サイクルだったと言われています。
一日一食生活をしている有名人
- タモリ
- ビートたけし
- 片岡鶴太郎
- Gackt
- 京本政樹
- サンプラザ中野
- 水谷豊
- 辰吉丈一郎
- 福山雅治
などなど、様々な方々が一日一食生活をされているようです。
生きていくために必要な栄養素
およそ全ての栄養素をバランスよく含んだ「完全栄養」を摂ることがポイントになります。
たとえば、小魚を丸ごと一匹食べたり、果物を皮ごと食べたりすればOK。
完全食とは
完全食(完全栄養食)とは、わたしたちが生きるために必要な栄養素の必要量を十分に含んでいる食品のことです。
栄養素にはたんぱく質や炭水化物、ビタミンやミネラルなどたくさんの種類がありますが、栄養素によって必要な量も、からだにもたらす効果もそれぞれ異なります。
完全食は「毎日これだけ食べていればOK」というものではありませんが、意識して取り入れることで極端な栄養の偏りを防ぎ、毎日の食事のバランスを整えることができます。
完全食と呼ばれる食材
完全食として有名な食材といえば「卵」です。
31種類の栄養素のうち、食物繊維、クロム、ビタミンCを除いた栄養素はすべて含まれています。
他には、納豆や玄米、ヨーグルト、牛乳、バナナなども完全食といわれています。
ただ、納豆にはビタミンA、ビタミンCが含まれておらず、玄米にはカルシウムやビタミン類が少ないなど偏りがありますので、ひとつの食材ですべての栄養というのは難しいのかもしれません。
新しい「完全食」
調べてみたところ、最近では、栄養バランスの調整を行った「完全食」と呼ばれる商品も販売されているようです。
先ほどご紹介した卵や納豆と異なる点としては、必要な栄養素の種類と「必要な量」まで計算されて作られていることがあげられます。
ただどれも見た目がおしゃれでうさんくさい。笑
COMP
「COMP」は日本で開発されたドリンクタイプの完全食です。
味は、ほんのりと甘みを感じる程度。フタができるシェーカーに入れてしっかりかき混ぜると飲みやすくなります。
水以外に、牛乳やジュース、紅茶で割ったり、コーヒーで割ったりと、おいしい飲み方がユーザーによって色々と開発されているようです。
公式サイトに書いてある栄養素のグラフ見てみるとわかるのですが、すごい理想的なバランス。
ソイレント
ソイレントは2014年にアメリカのシリコンバレーで生まれた、完全食の草分け的存在です。
BASE PASTA™
BASE PASTA™は、完全食には珍しいパスタタイプの商品。
一般的な生パスタと同じように調理できるため、さまざまな味付けを楽しむことができます。
「完全食」とサプリメントの違い
病気などで食事が取れない方が、点滴だけで生命を維持できるように、人間の体は、たとえば、タンパク質、脂質、炭水化物を飲料で取り、ビタミン、ミネラルなどをサプリメントで取って、必須の栄養素がすべて補えてしまえば、それだけで日常生活は維持できます。
しかし、食事を取らないことで顎の筋肉などの食べる力は低下していきます。
完全食もサプリも、飲むタイプのものだけで生活はあまりおすすめできません。
「完全食」とサプリメントの違いは・・・特に思い浮かばないですね。自分に合ったものを摂取しましょう。
最後に
様々な食事法がありますが、私が実践しているのが、今回紹介した一日一食生活です。
ほかには一日五食なんかも有名ですね。
どうしても効果には個人差が出てくると思いますので、しばらく続けて、自分に合わないと思ったら違う方法を探してみましょう!
健康にはお気をつけて
コメントを残す